子育てで重要な父親の役割10選。子供を輝かせる父親とは?

男親として、父親にしか出せない魅力と役割がある

最近では、イクメンという言葉が登場し、第二の母親としての役割を父親にも求められるような社会になっています。
変化が激しく様々な人が多様な価値観を持つ先の見えない社会で「共同」「協同」することは、非常に大切です。
しかしながら、父親は父親ならではの際立った役割を発揮することも、子育てには非常に重要になります。
そこで、今回は、子育てで重要な父親の役割を10個にまとめてみました。
父親の役割1:子供のハードル

父親と子供は、それぞれ別々の人間です。家族として仲間でありながら、父親と子供では、意見が合わないこともあるでしょう。
子供の視点に立って、きちんと話を聞いて、理解してあげることも大事ですが、親の哲学をぶつけることも大事です。敢えて課題を突き付けたり、考える機会を与えたり、子供にとって、父親は乗り越えるべきハードルなのです。
愛情と理解と本音のコミュニケーションが土台にあれば、父親が設けたハードルを子供は楽しく乗り越えるでしょう。むしろ、父親のハードルをゲームのように欲しがるかもしれません。
父親の役割2:子供のヒーロー

子供にとって、父親が偉大であるにこしたことはありません。決して、社会的に大それたものでなくても構いません。重要なのは、子供が純粋に夢を見られるような存在で在り続けることです。
そのため父親が一番務めるべきは、子供への有言実行です。有言実行こそ、子供が父親をヒーローとして慕い続け、父親の背中に純粋な想いを寄せ続けられる秘訣になります。
特撮映画やアニメのヒーローのように、発言したことに対しては最後まで全力な姿を見せましょう。逆に叶えられそうにない、叶えたくない約束にはきちんと理由を、叶えられる、叶えたい約束にはきちんとエネルギーを注ぎましょう。
父親の役割3:子供のリーダー

父親は男親ならではのリーダーシップを発揮できる存在です。もちろん、父親にとって男っぽさには個人差がありますが、魂の根幹になる男性としての気質は、すべての父親に眠っています。
子供の人生の上司として、子供が迷っている時にヒントを与え、子供が間違った方向へ行きそうなときは軌道修正を促し、子供が独力を試みている時は見守り、良きリーダーとして、子供を引っ張り続けるのが、父親の役割の一つと言えます。
父親の役割4:子供のライバル

子供には、父親と比べてしまう機会が否応なしにやってきます。父親は自然に子供のライバルとなってしまい、その役割を全うすることになります。
子供が父親をライバルだと感じるのは、それは子供が心の中で、自身のコンプレックスや自我と戦っているからです。父親をライバル視することで、自分の存在を哲学したり、葛藤したりしているのです。
そんな子供の想いを父親はちゃんと理解し、子供の自我を肯定してあげましょう。子供が気持ちよく父親をライバル視できれば、子供はすくすく成長できます。
父親の役割5:子供のファン

好きだから、好き。理屈なしに好きでいられる。根拠を求めずに、子供を応援できる。父親はそんな子供のファンとも言えるでしょう。
家事・子育てのほとんどを母親が担う場合、母親よりも子供との接触時間が少なくなります。そんな少ない時間では、ファンとしての信頼を勝ち得ることはできません。
だからこそ、父親はファンとしての表現を子供へ思いっきりぶつけましょう。
父親の役割6:子供のサポーター

父親の男としての存在感は、子供にとっては、何よりも心強いサポートとなります。何かあっても助けてくれる存在がある。そう思えるだけで、子供は活き活きと、人生という舞台にチャレンジすることができます。
サポーターとして、何でも助けるのではなく、また、助け方もバリエーションを覚えて、愛のムチを打ちながら、子供にとって最高のサポーターとなりましょう。
父親の役割7:子供のインベスター

父親が一家の大黒柱、稼ぎ柱となっていれば、子供への投資できる額は、父親によって委ねられていることになります。
子供の要望や提案を許可を叶えて投資をすることもあるでしょう。時代や父親ならではの先見の明を使い、父親側から子供に新たな刺激や学びとなるものを投資することもあるでしょう。
子供へ投資して跳ね返ってくる最高の配当とは、もちろん、子供の幸せな未来になります。
父親の役割8:子供のモチベーター

父親の生きる姿によって、ほどよいプレッシャーを感じ、大きなモチベーションを得られれば、子供は自然に成功体質になっていきます。
父親の一つ一つの行動が子供のモチベーションに影響していることを意識しながら、子供にとって最高のモチベーターとなっていきましょう。
父親の役割9:子供のバロメーター

父親と母親は男と女、生物学的も、人間的にも、行動が違います。父親は男親として、女性のパートナーである男性として、家庭から公共の場まで、様々なバロメーターを子供に絶えず示していきます。
子供の価値観や判断基準となるバロメーターは、父親としての行動の写し鏡となるのです。
父親の役割10:子供のスチューデント

父親が子供だった時代と、自分の子供が子供として生きていく時代は、社会の仕組みから価値観まで、ありとあらゆる違いがあります。
子供ならではの社会から生まれる新しい息吹をきちんと学んでいく姿勢が、子供への理解度を深め、親子でのコミュニケーション力を高めます。
社会で働く父親は、自分のコミュニティ内で大人としての尺度が出来上がっていて、子供の世界から学ぶものがないと考える父親もいるかもしれませんが、それはまったく違います。
子供の世界の方が、父親が過ごす世界よりも、時代の先を突き進んでいたり、父親の上を行くビジネススキルを持っていることもあるのです。父親は、子供の立派な生徒として、から学ぶ姿勢で、子供の話を興味を持って耳を傾けるようにしましょう。
子供視点に立って、子供の世界が輝く存在に

以上、子育てで重要な父親の役割10選について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
完璧な父親になろうとしたら大変ですが、そこは諦めずに、自分なりのペースで、完璧を夢見ながら、着実にパワフルに計画的に努力して、父親も父親としてドリーマーで在り続けて下さい。
そして、様々な立場の母親を愛し続けよう
さらに、子供への役割を満たしながらも、パートナーとの関係も非常に大事になります。
・子供の親としての奥さん
・自分の妻としての奥さん
・一人の女としての奥さん
・一人の人としての奥さん
子供にとってのイクメンもいいですが、奥さんにとってイケメンであることも、非常に大事です。子供と父親の関係、奥さんとの関係、それぞれの役割を果たしていきましょう。
子育てについて考えている父親の方は、ぜひ、今回の記事を参考に、自分の父親としての哲学を深めていって下さい。
2016年7月16日
(END) Thanks for reading!