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絶対に後悔しないための…<学校選びのコツと裏技>

失敗しない大学の選び方

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大学選びが失敗に終わらないための、大学を見極める視点や方法が理解できます。

大学選びの幸福度は、受験、在学、社会人の3つの時期で決まる

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大学選びは、短期、中期、長期を総合的に見て選ぶ必要があります。この大学を受けて良かったなと思う時期というのは…

・高校卒業する時に満足度が得られたか
・充実したキャンパスライフを送れたか
・大学の経験が社会の中で活きているか

の3つが軸となるでしょう。

高校卒業時、大学在学時、社会生活時の3つの時制で幸せを感じられることが、良い大学選びと言えます。

例えば、「受験に合格することがゴール」になっていて、大学の情報がリサーチ不足であれば、在学時の充実度が下がってしまう可能性があります。「学問」以外の視点をおろそかにすると、大学の風土や制度に馴染めずに、「思い描いたキャンパスライフと違う!」と嘆くことになるでしょう。

一方、第3志望の大学に行くことになり、高校を卒業する時は不満がたくさん残っていても、行ってみれば、生活は楽しく、卒業後は大学で身に付けたスキルで社会で大きく羽ばたく。結果的に、高校で失敗したと思った大学選びは、蓋を開ければ成功なんていうこともあるのです。

そこで、失敗しない大学の選び方について、本ページでは、様々な視点や考え方をお届けしていきたいと思います。

ベーシック&スタンダードな大学の環境を知る

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一般的な大学像を知らなければ、大学の比較を行うことができません。まず、最も近所にある大学を見学して、大学という空間を味わってみましょう。

大学によっては、講義なども気軽に見学できる場合があります。学食で過ごす大学生からサークルや部活動をする大学生の様子まで、しっかりと観察しましょう。

大学見学は、国立、公立、私立など、タイプ別に行うと良いでしょう。できれば、マンモス大学と小規模大学どちらの大学の空気や雰囲気も味わって、適性を判断してみて下さい。

オープンキャンパスは絶対に足を運ぶ

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興味のある大学のオープンキャンパスは絶対に足を運びましょう。オープンキャンパスは大学側が様々なイベントを用意し、私たちが大学を理解するヒントを得られます。最もポイントになるのは、大学生に会えるということ。オープンキャンパスに行った際は、大学生に質問をたくさんしましょう。

実際に行く前と行った後で感じたギャップ、この大学に所属して良いと思ったこと、友達はどのように作っているのか、大学について自分で見えない部分をどんどん聞いていきましょう。

学部名・学科名・概要以外から学べる内容を把握する

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大学の学部と学科の内容を、学部名と学科名だけで想像して決めつけるのは止めましょう。また、情報誌、パンフレットに載っている内容は概要であり、真実とは限りません。

興味のある学部や学科の学務係にお問い合わせをしたり、教授に直接連絡を取ったりするのも良いでしょう。

現役大学生とOB社会人の意見を直接聞く

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現役大学生から得られる情報は、大学生活が現在どのような流れになっているのかを細かく知ることができます。講義の内容、得られる技術などもリアルな情報を知ることができます。

そして、OB社会人は、大学を卒業し、実際に社会で働いている方々です。大学で学んだことがどう社会に活かされいるのかを率直に聞くことができます。オープンキャンパスなどを通して、現役大学生とコンタクトを取り、そこから先輩を紹介してもらうなどするなども良いかもしれません。

SNSやブログのプロフィールで該当大学出身者を探して、コンタクトを取ることも不可能ではありません。

将来やりたいことが明確なら、大学と将来の結び付きを徹底調査する

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将来の目標が決まっている場合、大学がその目標にどのような影響を与えるのか、かなり徹底して調べる必要があります。将来の就きたい仕事に資格が求められる場合は、その資格がきちんと取得できるのか、その資格以外にも別の多くの資格が取得できるのか、在学途中に目標が変わった場合のフォローがあるのか、様々な視点で将来との関わりを捉えていきましょう。

イラストレイターになりたいけど、美大には通えそうにない場合は、デザインが学べる国・公立を選びながら、独学で描画ソフトを覚えるのも良いでしょう。敢えて、文学部に入り、文学的な知見を深め、それをイラストのアイデアやセンスに還元し、イラストレイターを要請する専門学校とタブルワークするという手もあります。

必ずしも大学を主戦場にぜずに、大卒ブランドを確保しながら、別のスキルを別の場所で蓄えるのも戦略です。どちらにしろ、自分だけの専門性が複数あると、社会で生きるプロしての強い個性になります。

職業視点からの学部の強みを理解する

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大学の学部によっては、学問と職業がまったく結びつかない内容ばかりを学ぶこともあります。基本的には、知識よりも思考、インプットよりもアウトプットを重視する大学がオススメです。大学は専門分野をとことん掘り下げる教育機関であるため、思考とアウトプットの難易度も高まり、その訓練が社会に出て役に立ちます。営業、企画、提案、アイデア出しなど、あらゆる業務のポテンシャルを高めることができるのです。

マンモス大学と小規模大学の適性を見極める

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高校の頃に友達がまったくいなかったのに、大学では、打って変わって多くの友人に囲まれた生活を送っている。理由はコミュニティが変わって、良い関係のコミュニケーションが取れるようになったからです。もっと言うと、選んだ大学が自分にフィットしたコミュニケーションを取れる環境だったからです。

大学のコミュニティにきちんと馴染めるかどうかは、大学の満足度に大きく左右します。大学内で多くの交流イベントがあるなど、入学で人間関係にスタートダッシュが遅れてしまった学生にも、いろんな学生と出会いを確保できるような大学がオススメです。

自分だけの大学選びのチェックリストを作る

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子供の時に大学のチェックリストを与えて、自分で調べるように促すと良いでしょう。最終的に大学を決めるのは子供です。チェックリストは、子供が大学を自分で見極められるような手掛かりになります。チェックリストの項目は…

・興味、関心、学びたい分野
・授業内容、カリキュラム
・将来の職業、職種、資格
・自宅通学、自宅外通学
・地域、ロケーション
・現在の学力、得意・不得意科目
・設備、施設
・校風、イメージ
・部活、サークル、課外活動
・学費、奨学金制度
・学校のブランド
・学生同士の人間関係
・プライベートライフの充実

があれば、その大学の状況と自分との相性が見えてくるはずです。

学問に系統しながら、研究に時間を奪われる理系学部

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理系は基本的に就職に有利と言われています。きちんと、研究を重ねる学部、学科が多く、知識やスキルが社会の業界と繋がりやすいため、人材として求められます。しかし、その分、学生時代には多くの時間を研究に費やすことになります。在学途中で、やりたいことが大きく変わっても、学部内での研究に時間を奪われることになります。

大学における4年間を自分でカスタマイズし、自分自身で何かを見出そうという場合は、文系がオススメです。

学歴を保証しながら、やりたいこと突き詰められる文系学部

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文系学部は4年時に講義は週1コマという学部もあります。思いっきり就活をしたり、思いっきり自分の好きなことに没頭でき、学部の分野とは別の分野のプロを突き詰めることが可能です。就職に関して言えば、研究で忙しくなる理系学部は教授推薦でサクッと良い企業へ入社できるケースも多いのが強みです。

就活は3年生の後期から4年の夏・秋まで多大な時間を奪われ、しかも、数十万円から百万円を超えるお金を使うことになります。やりたいことが決まっておらず、でも、自分でストイックに取り組める学生は、文系の時間的余裕を活かして、自分を突き詰める中で、将来がどんどん見えてくるでしょう。

「地方の国立」より「地元の私立」がお得?大学に掛かるお金を総合的に判断しよう

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大学で掛かる費用は学費以外の面にも注目する必要があります。土地の物価、親と子供の実家からの交通費、引っ越し代など、いろんなことを考慮すると、地方の国立に行くよりも地元の私立に行った方がお得というケースは多々あります。

また、大学によっては、授業料免除制度を設けており、学費を浮かせることも可能です。免除の資格や基準は大学によって様々です。審査基準がそこまで厳しくないにも関わらず、応募数が少なく、きちんと申請すれば、免除が通ることもあります。大学にきちんと問い合わせて調べるようにしましょう。

国立・公立縛りなら後期は「入りやすさ」で選ぶ

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狙うは「国立」もしくは「公立」のみ。その場合は、後期試験は、得点力・試験科目・ボーダーライン・倍率の4つから入りやすい学部を選ぶのも一つの手です。不合格の際に浪人を選択する方もいますが、大学試験のために追加で1年間を棒に振るよりも、早く入学し、社会で活きる専門スキルに身を投じた方が、長期的には良いかもしれません。

もちろん、予備校での浪人生活がストイックさに磨きを掛け、努力できる体質になり、その体質で今後もずっとチャレンジできるようになる人もいます。

大学選びが失敗に終わらないための2つの力

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今の自分から失敗しない大学選びをするのではなく、どの大学を選んでも、成功できる自分を創り上げることも大切です。

プライベートから研究におけるあらゆる大学生を充実させるコツは…

・どんなコミュニティに対しても良好な関係を築く力
・どんな分野に対しても興味・関心を持つ力

を大学入学前から磨いておくことです。上記の2つがあれば、どんな場所でも人に恵まれ、学びを突き詰められる体質になります。

高校の頃は勉強で手一杯かもしれませんが、自分が普段所属するコミュニティとは違った人間関係に飛び込んだり、学校の勉強以外の分野の知識に触れてみたりといった訓練をしてみましょう。すると、大学合格という小さな点の幸せだけでなく、大学生活、社会人人生活という太い線の幸せを得られる可能性が高まります。

本気で専門分野に特化すれば、専門家になれる

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起業家も、経営者も、サラリーマンも、活躍している人は、何かに長けています。その中でも、業界の専門性に長けていれば、その業界の中では専門家として一目置かれるわけですから、多くの機会で求められ、結果、活躍することになります。

大学は専門分野に向き合う場として最適です。とことん特化することで、特化するコツが身に付きます。将来まったく別のフィールドに立っても、特化するコツが身に付いているため、あなたは活躍することができます。結果、大学選びは成功したとひしひしと感じることになるでしょう。

そのためにも、大学についてはなるべく本質を探り、中身をきちんと見たうえで、選ぶようにしていきましょう。親御さんは子供の大学選びに関しては、情報収集を手助けしたり、実際に現地へ行かせり、できるだけ手厚くサポートをしてみて下さい。

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