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逆境は成長のチャンス!<危機的状況対処法>

もしも、子供の成績がクラスでビリだったら

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子供の成績が悪化した時の親の関わり方を理解することができます。

子供を完全否定しないようにしよう

「怒り」と「叱り」を混同しないように

子供の成績がビリだとしても、それは子供の1つの要素の結果に過ぎません。そして、親として失望するかもしれませんが、勉強に関しては、出来なかったことに対する個人的な負の感情をぶつけることはおススメできません。

良い時は褒め称え、悪い時は励ます

この軸のもと、子供の成績を自発的に上げる方向へ持っていくのがベストです。また、子供は成績を高めることを本気で希望しているのかを理解することも大事です。

「ねぇ、学校の勉強の楽しい部分ってどんなところ?」

と、子供が勉強を楽しく感じる要素があるかどうかも聞いてみましょう。また、子供が本気でやりたいことがあれば、そのやりたいことの成長と勉強を頑張ることの成長が繋がることを腑に落とすのもとっても効果的です。

子供が危機感を抱いていた時の対処法

勉強を敢えてせずにガンガン成績を落としている子供もいれば、勉強がもっとできるようになりたいのに、成績が思うように上がらずに苦しんでいる子供もいます。

子供が危機感を抱いていた時の対処法は、学年をまたいでも良いので、理解できる単元までしっかりと戻る

ということです。分かる範囲まで戻って勉強をやり直すことです。一時的に家庭教師を使うのが一番おススメです。家庭教師は精神的なフォローとなり、子供の心を豊かにしてくれます。勉強におけるカウンセリング的な要素も家庭教師という存在は大きいのです。塾に比べ、かなり割高ですが、大事なのは時間より質です。

家庭教師で質の良い学習を行うことができ、カウンセリング効果で自発的なやる気がみなぎれば、自分一人の学習の際の効果も高まります。学校の授業でも粘り強く自分で考えながら、付いていこうとします。こうなれば、子供はどんどん成績を伸ばしていきます。

必ず、理解できていない単元まで、後戻りして下さい。それが、いずれは最短距離で子供の成績を伸ばすことに繋がります。

子供の興味のあることを深掘りしていこう

社会的に見れば、本当に大事なのは学校の勉強の成績ではありません。例えば、私の経営者仲間で、勉強をあまりせずに高卒で会社を立ち上げ、20代は大手企業の役員以上の2倍とは言わないくらいに稼いでいる方もいます。

社会的な成功と学校の勉強は相関性を感じますが、一番は熱中できるジャンルにどれだけフォーカス(コミット)できるか、ここが一番大事です。

なので、現状、勉強にまったく興味がなく、親の動機付けにもノッて来ない場合は、いろんな興味を刺激できる場所に連れて行ったり、勉強とは無関係の書籍やグッズをプレゼントしたりしましょう。

子供がハマっていることがゲームなら、ゲームプログラマーの仕事を特集した本を渡すなどすれば、ハマっていることに社会性が加わり、子供は自発的になりながら、社会的観点からも成功体質な人間へ成長していくようになります。

博物館や科学館などに一緒に行くことで、知的体験を立体化していくことも大事です。「机の上でテキストに書いてある文字や文章や公式を覚える」というのが、学校教育上、大人数同時進行で上手く教養を植え付ける妥協案でしかないのです。

子供の勉強の概念はもっと広くて深い

一人での勉強はもっと自由で、五感で学んでいいわけです。親が「学ぶ」ということの定義を学校教育の成績という観点でしか捉えていないということは、子供の多彩な人生の可能性をそぎ落としているようなものです。

漫画でもアニメでも子供が興味を持ったことは、親も興味を持ち、質問を掘り下げてみて下さい。漫画のストーリーを説明してもらったり、アニメの次の展開を予想してもらったりするだけでも、子供の知的好奇心を親が刺激しているコミュニケーションが実現できています。

すると、興味は返報性を持ちます。親が興味のあるものに子供も興味を覚えていきます。そうなれば、1つ1つの知的体験を展開していくことが楽しくなります。「公式を覚えて問題を解くこと」と「ゲームの趣旨を捉えクリアしていくこと」が同じような心地になります。

子供の成績がビリでも、親は子供を尊重し、励まし、そして、子供のやりたいことを掘り下げる応援をしていきましょう。

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悩み、興味、子供の状況などを検索して、よりよい情報閲覧しよう。

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