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絶対に後悔しないための…<学校選びのコツと裏技>

特別授業が多い学校を選ぶ

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特別授業が子供にとって重要な理由を知り、学校選びに活かすことができます。

多彩な授業が多い学校は子供の将来を大きく伸ばす

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良い学校を選ぶ視点の1つに「特別授業が多い学校を選ぶ」というのが挙げられます。特別授業と言われてもピンと来ない親御さんも多いかもしれません。特別授業とは、

・普段とは違うアプローチで学ぶ
・普段とは違う内容を学ぶ
・普段とは違う人から学ぶ

機会のことです。例えば、国語の現代文1つにしても、その現代文を読んで好きなお題の論文やエッセイを執筆したり、筆者の理論に対してディベートをしたり、その現代文を風刺した作詞や作詩をしたり、といったアプローチで授業をすれば、それは特別授業になります。多彩なアプローチがあれば、子供は幅の広い訓練を自然に受けることができます。

また、学校外で実践的に受験とは関係のないジャンルを学ぶことも特別授業です。学校外の授業は体験型のものが多く、実践を通して、学校の外から新しい知見を運び、実践で行動を起こす習慣を身に付けることができます。

特別授業が多くなれば、受験科目の成績はむしろ上がる

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教室の中で教科書の範囲をひたすら机に向かって学ぶ。特別授業が多くなれば多くなるほど、当然、ライバルたちよりも、受験対策の時間は減っていきます。対策時間が減れば、成績が下がるようなイメージがありますよね。

でも、むしろ逆です。特別授業は新しい刺激を生み、普段の勉強からリフレッシュさせる機会になります。さらに、教室外の分野で新しい視点や感覚を手に入れると、それが全ての教科で問題を解く際のひらめきに繋がります。特に、応用問題には強くなります。

そもそも、教科書に載っている知識をそのまま答えるような問題は、勉強時間をストイックに確保しなくても、少しずつ続けることでクリアできます。普段から幅広い刺激に触れておけば、教科書の知識を自由に出し引きでき、問題に合わせて答えを導いていく力が磨かれていくのです。

日本の教育は「机上の空論」にも満たない「机上の無論」

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頭の中だけで考え出した、実際には役に立たない理論や考えは「机上の空論」と呼ばれます。でも、頭の中で考えていることは、思考を深める機会です。むしろ、日本の机上の勉強は、知識をそのまま鵜呑みにしていて、空論にまで達していないケースが多々見受けられます。

それはまるで意思のない「机上の無論」と言うことができます。「AはBである」と習い、「Aは〇〇である。では、〇〇とは?」と問われて完結すれば、そこに子供たちの自由な思考は芽生えません。例え、空論でも考えを尽くす機会が
たくさんあった方が、子供は一人で目の前の情報を吸収し、それを嚙み砕き、自分に取り込もうとする力が大きくなります。

自然に訪れる空間から自然に学び、自然に吸収し、自然に成長できる。いろんな場、いろんな機会を特別に設けた授業こそが、子供のナチュラルな力を引き出していくのです。

机上の理論を机の外で活かすことを考えよう

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学校の勉強と学校の外の現実はまったく分断されるかというと、そうではありません。学校の勉強は直接的に社会へ反映されることはなくても、間接的に絶えず結びつきがあります。基本的には、学校の勉強を頑張っていれば、社会でも活躍できる可能性がぐんと高まります。

しかしながら、机で学んだことを、机の外で活かすことができない子供も多いようです。それは、学校の勉強と学校の外の現実を結び付ける機会に恵まれずに、学校で学んだことが内に秘めたままになっています。

社会で力を発揮するには、受験よりも性格やメンタルやコミュニケーションや他人との関係性がより複雑に絡み合います。だからこそ、子供の頃から学校で鳩首した「机上の理論」を机の外で活かす機会があれば、子供の将来がより輝きやすくなるのです。

実際にどのような特別授業が行われているの?

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全国の小学校・中学校・高校のホームページで公開されている特別授業を集めると、以下のようになっています。

Jポップ、映画鑑賞、球技大会、街の清掃、即興演奏、英語論文の読み方・書き方、心理学、カウンセリング、専門家お宅訪問、言葉探しゲーム、ゲーム感覚で楽しく英語に、レゴブロックで学ぶ自律型ロボットの基本原理とモノづくりロボット制御を体験する授業、ボードに貼ってプレゼンボードづくり、グループワークでまちづくり計画書作成、市長の特別授業

かなりバラエティに富んでますよね。そして、バラエティという言葉が非常に子供にとっては重要なポイントになります。

バラエティ番組に出演するお笑い芸人は多岐に才能を発揮する

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バラエティ番組に出演している芸能人の方々は、本職以外の場面で才能を発揮していますよね。お笑い芸人から国際的な映画監督となった北野武さん、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹さん、PPAPで日本初の世界的な音楽ムーブメントを起こした古坂大魔王さん。

なぜ、お笑い芸人は多のジャンルで突き抜けるのか?それは「体を張った企画」を多くさせられるからです。
これは言い換えれば、女優や俳優さんがしないように多彩な経験を番組で行うということです。

体を張った企画は紛れもなくお笑い芸人にとっては特別授業なのです。
本職の女優や俳優さんを軽く凌ぐ演技をする芸人さんが誕生するのも理解できますよね。

子供の頃から学校で多くの企画に出演できれば、将来のポテンシャルがどんどん高まっていきます。

特別授業の程度と頻度を明確にしよう

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学校を選ぶ際に、学校側は何かしらの特別な学びを打ち出しています。座学しかないという学校はほぼありません。パンフレットを見れば、情報の打ち出し方から、どの学校も特色のある学校に見えるかもしれません。しかし、大事なのは1年間を通して、特別授業がどの程度、どれくらいの頻度であるかということです。

表面の情報から目に見えない特別授業の程度と頻度は、学校側にお問い合わせをして、聞き出しておくようにしましょう。

あくまで特別授業は学校の付加的な要素ですが、そこに力をしっかりと入れている学校は、細かい部分まで子供をフォローしようという意志が伺えます。時代にフィットして現場で力を発揮する子供を育てるには、特別な部分で、学校教育の本筋と違った学びを用意してくれる学校が頼もしいのも事実です。

学校選びの視点の1つとして、「特別授業が多いかどうか」を取り入れてみて下さい。

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