算数・数学が得意になる方法

算数・数学は公式パズルのようなもの
算数や数学は覚えた公式を使ってパズルを解くようなものです。公式の扱い方が上手になれば、算数や数学は得意になります。算数や数学の問題が高度になるにつれて、公式の意味の解釈を捉えることが大事になり、国語の読解力も求められていきます。
小学生であれば、足し算、引き算、割り算、掛け算から始まる様々な決まりをきちんと覚えることが大事ですし、中学生、高校生も基本的に数学は公式をいかに扱うかだけとも言えます。
国語が文字に意味を付ける日本語を使った問題なら、数学は数字に意味を持たせる公式を使った問題と言えます。
算数・数学はそういうものと丸覚えするところから始まる
算数・数学が得意は、まずはつべこべいわずに「そういうものなのね」と鵜呑みにして覚えた方が良いことがたくさんあります。例えば、私たちは「1+1=2」という前提を疑っていませんよね。「1+1=2」に対する疑いがないから、あらゆる足し算が「そういうものなのね」と解釈し、平然と足し算が自分のものになっていくのです。
シンプルに「そういうものなのね」とまずは思って接することで、自分自身で複雑にして分からないと思い込んでいたマインドブロックを解除することができます。
丸覚えして、基礎が淡々とこなせるようになれば、公式や定理に対していろんな捉え方をしていって、自分なりのセンスを磨くと、応用力も自然と身に付いていきます。
算数・数学は暗記&論理の繰り返し
公式パズルで、最初は鵜呑みにするところからスタートする算数や数学は、言ってみれば、「暗記したものを論理的に活かす」という作業です。
暗記をして、論理的に利用する。暗記の利用の仕方が、英語や社会のように直線的ではなく、立体的だからこそ、論理的に活かすことが求められます。
要は暗記したものを使うパターンが非常に多いというのが、算数と数学の特徴なのです。
算数・数学に必要な4つの力
算数と数学は次の4つの力があれば、大丈夫です。
1、公式を難なく扱える計算力
2、設問の現状や前提を把握する読解力
3、複雑な立体をイメージする想像力
4、公式をカスタマイズする力
特に、読解力、想像力、公式をカスタマイズする力は、応用問題で非常に役に立ちます。
応用問題は「複雑な意図を理解して、正しくイメージし、公式に手を加えたり、公式と公式を関連付けたりして答えを導ていく」作業が求められます。公式が扱うのが上手でも、図形や立体の問題では、正しくイメージする力があった方が、より正しい公式を用いることができます。
読解力に長けていれば、問題の文脈だけで、「とりあえず、この公式が使えるかもしれない」といった選択がピタッとハマりやすくもなります。
応用問題が難しくなればなるほど、数学は「利用できるものを利用して、偶然出会える答えの必然性を高める」といった分野になります。自分の培った数学の中での武器を使って、応用問題を探検し、点数という宝箱を開けるために、答えという鍵を見つける冒険なのです。
積み木、ブロック、パズルで図形センスを養おう
子供の頃から図形やパズルで立体のセンスを磨くと良いでしょう。レゴなどのブロックを使って自分でいろんなブロックを組み合わせていくことで、図形のセンスが磨かれていきます。
図形を組み立てるだけでなく、切ることで、どんな図形になるのか、断面がどのようになるかなど、いろんなアプローチを取ることで、図形に対する想像力も高まっていきます。考えながら行うルーピックキューブも良いでしょう。
図形に関して「うわぁーなんか難しそう」と思ったら、それは学びのチャンスです。
フリーハンドで図をかけるようにしよう
数学はデッサン脳みたいなものところもあります。フリーハンドでいろんな図を描いてみましょう。図だけではなく、普通に目に見える物や景色をデッサンすることも数学脳を鍛えることに繋がります。
フリーハンドで図形や物体を描くことが好きになれば、その子供の空間認識力はぐんぐんとアップしていき、図形の応用問題に強くなります。
現実で作れるものは実際に作ってみよう
算数や数学で登場するサイコロや立体などを実際に紙で作ったり、現実で作れるものはノートを飛び出して作ってみて下さい。ここを面倒くさがらずにやると算数や数学はより身近になっていきます。
立体や図形問題が苦手な子供は多いですが、それは立体や図形が身近な存在ではなく、不慣れだからです。算数や数学で習った単元で、現実で作れるものは積極的に作っていって下さい。
遊びの中に数を上手に取り入れよう
遊びの中に数字を入れると、数字を反射的に使うことが上手になり、計算などの反射神経に繋がります。例えば、親が「お父さんが数字を言うから足したら100になるような数字を言い返してみて」みたいなゲームをするだけでもいいんです。
まったくのプライベートモードから、数字を一気に使うことで、数字を扱うことのオンオフが上手になり、数字を扱うことのストレスを減らすことができます。
短い時間で集中して計算ドリルを行おう
計算ドリルというのは、特に学年が浅い小学生にとっては、数学的感性を磨く大切なワークです。
そして、1日15分でも良いので、短時間で一気に集中し、それをできるだけ毎日こなしましょう。短い時間でも毎日やることで、数学的感性が定着していきます。
口頭式で脳に合わせて鍛える訓練をしよう
学校の勉強やテストは机の上で黙々と数字に向き合うと思います。ノートを使わずに、友達や親と口頭で問題を出し合い、口頭で答えるような機会を作ってみて下さい。
ノートに書いて計算していくのとは違った手法で、算数脳・数学脳が刺激されます。