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教育のよくある疑問にお答えします!<教育知恵袋Q&A>

勉強をしない子供を勉強させるにはどうすればよいですか?

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子供に勉強して欲しい時の対応の仕方が理解できます。

方法1:今、子供が一番好きなこと・やりたことの話を聞く

子供に勉強をさせる際に、自発と強制の2パターンがあります。どちらにしても、まずは、親に対する返報性を高める作業が必要になります。

そこで、親が子供が一番好きなこと、やりたいことの話を深く話すということが効いてきます。子供の一番好きなこと、やりたいことを聞いて、親はどんどん質問を掘り下げていって下さい。「いいね!いいね!それで?」「それ面白そうだね!詳しく説明してよ」といった曖昧な掘り下げ方から、どんどん詳しいコアな部分も尋ねていきましょう。

子供は自分が興味を持ったことを熱弁します。その熱を受け止め、熱意を持って親が聞いてくれることはうれしいことです。自分が好きなことを自分の好きな人に認められる自尊心が、そのまま勉強のエネルギーに飛び火することもあります。だって、勉強でいい点数を取ったら、本当の自分(好きなことに熱中できる自分)を認めてくれる親が喜んでくれるからです。

方法2:子供が憧れる人物の勉強エピソードを語る

野球に熱中している子供がイチローに憧れていたとしますイチローはスポーツ推薦ではなく、成績特待生として高校に入学し、高校での成績はトップクラス(常にトップ10以内)。しかも、野手で高卒でプロ入りを果たし、圧倒的な選手に育っていきます。

勉強は、スポーツのの能力を加速させます。特に身体能力以外の要素も多く含まれるスポーツにおいては、練習では頭脳を使って実力を高め、本番では頭脳を使ってパフォーマンスすることが活躍に大きく影響します。

学校の勉強を利用して考える癖が付けるのは、ある意味、スポーツの練習をずっとしているようなものです。逆に学校の勉強をサボっていることは、それだけ野球の練習を怠っているようなものです。

こういった認知を植え付けることができれば、子供は勉強しようと思います。ただし、「偉人は凄い、お前は今のままではダメだ」といった言い方は絶対にしないようにして下さい。「そういえば、イチローって高校の頃、学校の成績どんなだった知ってる?」みたいな切り口から、あくまで情報をそのまま提示します。

「親の頭ごなし」よりも「憧れの人物の行動体質」に子供は影響されることもあるのです。

方法3:頑張ることを共有し、勉強をゲーム化する

子供だけを頑張らせるのではなく、自分も目標を立てて子供に提示しましょう。それが数字目標であれば良いです。会社の営業成績でも、ダイエットでも構いません。

「お父さん(お母さん)頑張ろうと思うからさ、●●も何か目標立てない?行けそうで行けるかどうか分からないラインね!じゃあ、テストにしよう!そういえば、何か欲しいものあったよな?(子供が答える)よし、じゃあ、目標達成したら、それ買ったるわ!」

といった感じです。頑張ることをワクワクさせるには、まず、親が頑張ることを決意表明し、同志である連帯感を植え付けることが大切です。もしかしたら、子供にはそもそも勉強を頑張る明確な理由がなく、それを欲していたのかもしれません。

勉強だけでなく幅広く子供を盛り立てられる存在になろう

「物は考えよう」で、人生はワクワクし放題なんです。ある程度健康なら、ワクワクに集中できます。だから「考えよう」を親と子で鍛えていくと、勉強だけでなくありとあらゆることが楽しくなります。

子供はまだまだ経験が浅く、未知の余白が大きく、面白いと思えることばかりが控えています。いろんなことを一緒に普段から考えていきましょう。いきなり考える時間を増やすと、子供が煩わしく感じるケースもありますので、少しずつ、親と子の会話の中で、いろんな物事を考える時間を作ってみて下さい。

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