他の家庭・子供がハイスピードで成長していて不安です…

他の家庭・子供がハイスピードで成長していて不安です…
致命的な状況でなければ問題
教育は比べるものではありません。「今の状況のままだと、今後の人生に大きな支障が生じる」のであれば、それは変えるべきことですが、成績も平均周辺であれば、何も問題ありません。
他の家庭や子供が何をしているのかが大切ではなく、自分の子供は何を考え、何に取り組み、何を高めていきたいのか、そこを親が理解し、応援してあげることが大切です。
子供が自分の成長をどう捉えているのか、まずは、その点を子供と話し合ってみて下さい。
ハイレベルな成長は子供の自発性に由来する
どんなことをするにしても、子供の自発性が大きな成長への鍵になります。
他の家庭では表向きはいろんなことに取り組んでいたとしても、実際に子供の身になっているのかは、まったく別問題です。
好きな分野で、好きなだけ(たまに嫌になるくらいに)取り組み、たくさん考え、たくさん挑戦することこそ、子供の成長力に繋がります。
1つの分野で大きく成長する力(視野・要領・自信など…)を得た子供は、他の分野で、その力を応用することができます。
常に子供の小さな成長を称えよう
与えられた時間で、子供の自主性を磨いてあげることが、実は爆速で成長する教育のコツです。
そのためには親が子供をよく観察すること。そして、子供の小さな成長を褒めて上げることです。
すると、子供は自己効力感を高めることができます。自己効力感は「自分がやればできる」という能力に繋がります。
親がしんどい時は、子供に手伝ってもらって、手伝ってもらったことをきちんと褒めましょう。
たまに、子供に楽しくクイズを出して考えさせて、間違ったとしても、ちゃんと考えて回答を導き出そうとしたことを褒めましょう。
1つ1つの物事に対してポジティブにアクセスできるような子供になれば、子供は勝手に成長していきます。
塾や習い事は成長の材料でしかない
周りの子供が塾や習い事をたくさんしていて、自分の子供はしていなくて焦る気持ちも分かります。ただし、塾や習い事は成長を保証するものではなく、成長の材料でしかありません。
その材料を料理するのは、子供のやる気、好奇心、思慮、視野、チャレンジ精神です。
だから、子供の自主性こそが、成長の材料を調理して、成長へと変えていきます。子供が好きなことに取り組む際は、親が一緒に楽しく考えを深めて、前進したことを褒めてあげる、そうした小さな時間の積み重ねが本当に大切なんです。
親こそが子供の成長を促す原点となります。だからこそ、焦らずに、子供の気持ちを大切にして、子供の成長を見守ってあげて下さい。