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まずは親はここを押さえろ! 親が絶対持つべき10の心得<心得2>

遊びとゲームと学びは同じベクトル

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時代に即したゲームの本質を理解することができ、子供と信頼を深め、学力を向上させることができます。

ゲームの捉え方に対して、親はほぼ100%見間違ってしまう

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遊びは知識を身に着ける時間じゃないから、宿題もぜずに遊んでばっかりではダメだ。
この教育は大きな間違いです。

ゲームも遊びも勉強も子供が知的な感覚を働かせれば、すべてが人生を好転させる技術力へと変わっていきます。

勉強そのものはお堅い人生ゲーム

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多くの子供が行う学校での勉強は(授業)→(宿題)→(小テスト)→(定期テスト)→(受験)というステップを踏みますよね。勉強というお堅い人生ゲームは、授業というダンジョンから学び、宿題で経験値を上げ、小テスト、定期テストという敵を経て、受験というラストステージをクリアするロールプレイングとも言うことができます。

一方、ゲームは、一定のルール、基準、法則に従って、自分でトライ&エラーを繰り返して、レベルを上げて、クリアをしていくポップな勉強ということもできます。

親が学びの本質を掴めていれば、子供がゲームから勉強では得られない考えるセンスと自己解決の刺激を受けることができます。

今後はゲームを制するものが、社会で活躍する時代に

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勉強術で最も有名な花まる学習塾代表である高濱正伸さんは、子供がゲームをやることについては推奨しています。彼はゲームからプログラミング思考を学ぶことの大切さを指摘し、

今の子供が将来会社の社長になるなら、プログラミングは必須となっているでしょう
『働くお母さんの子どもを伸ばす育て方』 実務教育出版

と述べています。既にはなまる学習会では、プログラミングの授業が導入されています。高浜さんの予想をはるかに越え、プログラミング自体も不要な時代になっているかもしれませんが、プログラミング脳は、あらゆる分野で成功を引き寄せる大きな強みとなることは間違いありません。

ゲームはスポーツとして海外では稼げる職業に。そして、オリンピックの種目へ

画像は「賞金稼ぐプロゲーマー 海外ではスター、日本も大波来るか」より

eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)」の略で、コンピュータゲームやビデオゲームで競技すること。家で友達どうしでゲームで対戦してることが、公式のスポーツとして、世の中で支持されている時代です。

東京アニメ・声優専門学校では、eスポーツのプロ選手、要はプロゲーマーを養成する学科も始まっています。ちなみに、海外では、賞金総額20億円の大会があり、日本人では2015年8月にプロデビューしたかずのこさんが、2015年末にアメリカで開催された格闘ゲームの国際大会で優勝し、約1500万円の賞金を獲得しています。

この感覚を親御さんは理解できていますか?
ゲームから磨かれる子供の感覚について、親がゲームと時代について無知のまま批判すると、子供に「親には自分のことは分かってもらえない」と思われますよ。

子供の方が賢い分野や、子供に敬意を払いつつ、自分自身も学んでいかなければ、子供に背中を見せられない時代になっています。

ゲームをさせると子供がダメになるという可能性

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ゲームの弱点

・画面に遊ばれる状態になる
・NGな画面を見てしまう
・現実逃避の道具として中毒的になる
・ゲーム時の目線や姿勢で健康を害してしまう

ゲームの弱点を上げるとすれば、上記のことが言えると思います。

どうでしょうか?これらのゲームの弱点って親が普段から子供とコミュニケーションを取ることさえできれば、子供も親も自制できますよね。

ゲームに依存になる子供の特徴

・やりたいことがない
・アウトドアな遊びを好まない
・友達が少ない
・親以外の大人と関わる機会が少ない
・一日で最も時間を過ごす学校が最悪

子供がゲームに過剰にハマってしまう事実は、親がネガティブな側面を理解し、ポジティブな側面へ押し出せていない事実でもあります。

また、好きでゲームに夢中になっている場合は、ハマる理由も考えてあげましょう。

ストレス解消、リフレッシュのためのゲームも重要

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一番突き詰めたいことが、習い事のスポーツだったとしましょう。すると、子供にとって、ゲームは強制的かつ現実的な競争心を忘れてトライできるイベントになるはずです。ストレス発散にもなります。ある程度習い事が充実していれば、ゲームに過度にハマることはないでしょう。

無理やりゲームから引き離してしまうと、子供のフラストレーションがたまり、別のフィールドで結果を出しづらくなる可能性も出てきます。

勉強前のゲームは、成績向上になる

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東京大学大学院情報学環教授で日本デジタルゲーム学会を設立した馬場章さんは、

勉強を始める前にゲームをすれば、集中力や記憶力は上がる
『10歳までの子育ての教科書』アスコム

と述べています。「ゲームは勉強が終わってからしなさい!」と言っていた親御さんは、「ゲームで息抜きして、勉強もファイトね!」と応援してあげると、良いでしょう。

ゲームは子供どうしのコミュニケーションツールになっている

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大人が思っている以上に、現在、ゲームは、子供同士をつなぐコミュニケーションツールになっています。

「学校でどんなゲームが流行っているの?」
「今ゲームって好き?」
「どんなゲームをやってみたい?」
「友達はどんなゲームを持ってるの?」

という風に、子供とその友達のゲーム事情について質問してみて下さい。そうすれば、子供がゲームをさせてもらえないせいで、クラスのコミュニティから離脱していないかを知ることができます。

さらに、子供の熱中しているゲームの内容と、国語、算数、理科、社会などの共通点を探す癖をつけるようにすれば、親が子供がゲームに熱中しながら、学校の成績も良くなっていく方向へ上手く運ぶこともできるようになります。

親が実践できる子供とゲームの良好な接し方とは?

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1、親がゲームを学び、子供と共演する

親がゲームに強くなれば、子供はどんどんゲームで頭がよくなっていきます。対戦プレイ、共同プレイで楽しみましょう。親がゲームについて学ぶ姿勢を見せれば、子供は自然と勉強をするようになりますし、親の言っていることに納得してくれます。

子供が友達を連れてきたときに、ちょこっとゲームに参加すれば、子供の友達から「○○君のお母さんって素敵だね!」なんて褒められ、子供の信頼も増します。

もちろん、子供が嫌がっているのに、べっとりゲームに付き合うのは止めましょう。

2、プログラミングやゲーム系の専門書を渡す

ゲームが結構好きであれば、「ゲームをプレイ」する以外の知的好奇心を揺さぶる手伝いをしてみましょう。

本屋に行けば、ゲームはどのようにして作られるのか、ゲームに携わる仕事にはどんなものがあるのか、など、様々な本があります。

それをプレゼントすることで、子供の視野が広がるきっかけになります。そのままゲームについて掘り下げるきっかけになるかもしれませんし、逆にゲームをすっぱり辞める機会になるかもしれません。

どちらにしても、子供には良い影響を与えることができます。

3、新しいイベントを与える

少しだけゲームから興味を反らしたい。そんな場合は、ゲーム機やスマホを取り上げることよりも、新しいイベントを与えることが重要です。

たとえば、科学技術館には行ったことがありますか?連れて行ったことがなければ、ぜひ、連れて行ってみて下さい。現実とはまったく違う空間に、ゲームと同じようなワクワクを感じる子供もいるはずです。

後は子供が少しでも興味を持ったことに対して、体験させてみること。ダンスに少し興味があれば、ダンス教室の体験教室へ連れていくと良いでしょう。体験なら無料で受けられる教室もあります。

おススメできないゲームは単純反復系

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ゲームのルールが単純で、同じことを短く繰り返すようなゲームはおススメできません。
「子供が自ら考えて、トライ&エラーを掘り下げる」機会としての質は格段に悪くなります。

アプリ課金型のゲームはこういうケースが多いです。スマホよりもゲーム機のゲームの方が、構造が立体的なため、学びには良いでしょう。

DSなどのポータブルゲーム機には、教育計のソフトも豊富で子供の勉強方法を増やしてくれます。

ゲーム性×熱中×思考で、子供は成功体質になる

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子供の純粋な遊び心は、成功を選ぶ確率が増やす

自然に得られる情報を考えて吸収し、少しでも興味や関心が出たら、やる気というギアを加速させることができる。こういう子供が大人になって、やりたいことをきちんと見つけ、そのフィールドで結果を残します。

スピーディーに結果が残せなくて、その分野からフェードアウトしたとしても、一つの分野に対して、センスを合わせ、ステージをクリアできるように、自分なりに動いたことが、次にチャレンジする分野の成功率を上げます。考えて、失敗することは、その失敗を次から選ばないことになるため、成功を選ぶ確率が増えていくわけです。

親として勉強を存分に活かしているかを振り返る

社会人や専業主婦(夫)として頑張っている親御さんの中で、学校で学んだ知識を存分に活かしている方はいないんじゃないでしょうか?

大人になってから目覚ましい活躍をできる人は、必ず学びの本質を知っています。
チャレンジする分野関する一定のルール、基準、法則に上手く従って、自分でトライ&エラーを繰り返して、レベルを上げて、ゲーム感覚でポップにクリアしていきます。

ほら、ゲームの方が、将来にそうですよね。

人生はゲーム。

小説や歌詞で登場するこのフレーズは、すごく的を得ています。
学校の勉強から学びの本質を因数分解すると、結局はゲームに行きつきます。

このご時世、突き詰めたものが社会的成功と幸せを得る仕組みになっています。
一億総中流時代から、「富裕・上流」か「下流・貧困」の二極化になります。がみんなと同じことをあまり考えずに行っても幸せになれる時代じゃありません。

子供の一生がゲームのように楽しく鮮やかに

どうせなら、ゲームを思い切り楽しませ、親の自然な刷り込みで、ゲームから子供が知らず知らずのうちに学びの本質を吸収していき、将来に活かすというのが最も良いでしょう。

ぜひ、遊びと学びは同じ。ゲームから楽しく純粋に子供の成功を促せるようにサポートしてみて下さい。

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