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子供がすくすく育つための<家庭環境の正常化>

子供のスポーツ

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<目次>

スポーツができる子供は学力も上がる時代に突入

昔は勉強とスポーツは「二兎を追う者は一兎をも得ず」と考えられていました。昔は専門性の深い情報にアクセスするのが大変だったので、1つの努力にもコストが掛かっていたからです。

でも、今は違います。情報化の時代です。若い頃からスポーツで突き抜けている選手を見ると、非常にインテリジェンスを感じます。

ツールやシステムが整った時代は、頑張る子供は「早熟」しています。単に早く大人の境地に立っただけの場合もありますし、早熟だとしてもさらなる高み登る場合もあります。

いずれにしても、スポーツと勉強別物と考える時代ではないということです。スポーツと勉強は繋がっています。子供がどちらかが極端に苦手な場合、それは最低限度の基礎を失っているだけです。

だから、親は子供に勉強だけでなくスポーツもバランスよく経験させて欲しいと感じています。

子供が運動するメリット

運動するメリットは運動に慣れることによって、運動がストレスコーピングとして大活躍してくれるからです。身体的ダイナミズムは、心と脳を健やかにしてくれます。

病は気から。
悪い気は身体で紛らわせられる。
悪い気は身体が散らせてくれる。
良い気は、身体の動きから。
身体の動きは、スポーツから。
スポーツは幸を産む。
身体能力は社会的能力。
努力するにも体力が必要

勉強もあえてハードにやろとする時、体力が必要です。スポーツをして体力をアップさせていた方が、詰め込み式の学習ははかどります。

運動好きは社会の破滅を防いでくれる

今の子供が非常に可哀想でもあり、恐ろしい世界を生きているなと感じるのは自己発信と他者発信の可視化を絶えず強いられるところです。今の子供は完全に自分だけを閉ざす場所をなかなか持てずに、断続的に他人からの情報が入ります。成功体験をこれから積んでいく時代にスマホやSNSというのは精神衛生上は本当に良くないと感じています。

だからこそ、運動を導入することで「考えずに体を動かす時間」を作り、「考えずに自然に眠りにつく」というルートを通ることで、SNSやゲームなどの依存とは縁のない人生を送ることができるようになります。

正直、今の子供たちはあらゆることに依存になってしまうような可能性に溢れた世代です。だから、子供のスポーツは本当に大切なんです。

運動だけに特化した人生を送るプロスポーツ選手には、社会性がないようなニュースもありますが、これは全要素に対して、運動の占有が多すぎて、運動のメリットが活かせていないパターンです。全体的なバランスの中に、運動を入れると、むしろ、社会的に落ちぶれる可能性を低めてくれます。例えば、運動をしていると、「美味しいご飯を食べるために、好きな運動をして、健やかに眠るのが楽しい」といった認知(自分の中での情報判断)が出来上がります。

子供の時にSNSやゲームなどの依存を上手く回避すると、大人になってからも、アルコールだったり、薬物だったり、ギャンブルだったり、恋愛だったり、そういった依存度の高いジャンルに依存することなく、人生を過ごしていける可能性が高くなります。

身体を動かすのはタダ、そして、基礎的な身体的運動は、その場や近所で楽しむことができます。だから、変な場所へアクセスする必要もありませんし、身の丈にあった身の回りにある環境を楽しむことができるようになるのです。

スポーツで考える力は確実に頭を良くさせます

団体競技でも個人競技でも「感動的な記憶」を掴むことによって、脳が刺激される。

1つのコミュニティを手に入れること。先生だったり、他の学生だったり、その学生の保護者だったり、対戦相手だったり、出会える人は思った以上に広がります。

勉強の合間に軽い体のリフレッシュを促そう

筑波大と米国カリフォルニア大のチームの研究では「ジョギング程度の運動を10分間した直後は短期的な記憶力が増す」という結果が出ています。
『脳科学が教えてくれた 覚えられる 忘れない!記憶術』の著者篠原菊紀さんは、

有酸素運動や筋トレによって、脳を含む血管を生み出したり修復したりすることにかかわるVGEF(血管内皮細胞)や、脳細胞を生み出したり育てたりすることにかかわるBDNF(脳由来神経成長因子)の分泌が増し、海馬を含む脳を守ったり育てたりするのに役立つことが明らかになっています

と述べています。子供が家庭学習をしている際は気分転換としての軽い運動を促すと良いでしょう。

イリノイ大学のクレイマーらは、60代を対象に、週3回、1回40分程度のウォーキングを6か月続けてもらい、結果、注意力テストの成績が11%アップし、脳が厚みを増したを報告しています。さらに1年間の速歩で、通年1~2%萎縮する海馬が逆に2%容積が増し、記憶テストなどの成績が向上することも報告しています。

カリフォルニア州の報告では子どもたちでも有酸素運動の高い子どもほど、算数や国語の成績がよいとか、日本でも体力テストの成績と学力テストの成績が相関するとか、運動することが脳の能力を支え、伸ばすらしいことが示唆されています。

アメリカのタイム誌に掲載された教育についての実験のレポートでは、ランニングなどの軽い有酸素運動で、海馬の神経が増加することが判明している。大人になって記憶力は鍛えられることも分かっています。

家族行事で自然な運動を増やそう

アウトドア
海、山

一緒にサイクリングする

スポーツへの熱中は自尊心にも自己否定感にも繋がる

スポーツを頑張りたい子供を応援するのは親としては間違っていません。子供もだってスポーツに1点集中したいかもしれません。そんな時に「スポーツ以外もやっておいた方が将来のためになるよ」と言っても、まったく別のことにモチベーションが高まるわけがありません。

ただし、普段から別のことに興味を持つことで、スポーツで実力が高まる際の視野や考え方に大きく繋がることを伝えてあげて下さい。過去のスポーツの超偉人たちはスランプが極端に少ないから、そのスポーツ界でレジェンドになれたわけです。

スランプの少なさは考える力に直結し、考える力は普段から自分がいろんなものに目を向けることで養われ、あなたの憧れる人もそうやってきた

そんな風に伝え、子供が本当に腑に落ちれば、子供は自分の心を健全に保ちながら、スポーツに熱中していきます。結果的に、考える事が好きになり、スポーツを通して考え抜いているので、スポーツをだけをやっても、受験勉強が上手く言ったり、スポーツを辞めた後も別のキャリアを即座に築き上げることができます。

スポーツはもはや勉強の一部である

スポーツをしながら学習能力を高めるのは、スポーツを素材にして、自分自身で、国語・算数・社会・理解・英語で使うような考え方よりももっと多様で難しいことにチャレンジしているからです。

勉強よりもスポーツが勉強として成立している

この発想は非常に大事です。親もスポーツから様々なことが見えてきます。親がスポーツに対して柔軟に捉えることができれば、子供は健やかな心と体と脳をに手に入れて、健やかな人生を過ごしていきます。

親子で体を動かす機会を作って、一緒にリフレッシュするところから始めてみて下さい。

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