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大学は授業料免除で進学できる

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大学の授業料免除制度って意外と簡単に通るということが理解できます。

奨学金よりもずっと効果的な授業料免除

大学は様々な授業料免除があります。これを使わない手はありません。

「大学名 授業料免除」
「大学名 特待」
「大学名 給付金」
「大学名 給付 奨学金」

上記のような複合ワード検索をすれば、大学の公式サイト内の授業料免除等のページがヒットします。ポータルサイトなどもありますが、新しい情報は大学の公式サイトから直接仕入れるべきです。

さらに、電話でのお問い合わせを受け付けている大学もあります。サイト内以外の情報を教えてくれることもあり、入学前の段階で相談にも乗ってくれます。

奨学金の場合は、卒業に借金をした状態で社会人のキャリアがスタートしますが、授業料免除は、大学在籍中に支払いを免除され、借金を持つことなく、社会人のキャリアをスタートできます。

また、授業料免除は学内成績優秀者の証(実はそれほど基準が厳しくないものも多い)であり、就活でも有利なアピール材料になります。何より授業料免除は、清々しく勉強のモチベーションを与え、学業に向き合うメリハリを与えてくれます。

国公立大学の授業料免除について

実は、ほとんどの国立・公立大学で授業料免除制度は設置されています。

授業料免除制度を設けている国立大学
旭川医科大学、小樽商科大学、帯広畜産大学、北海道教育大学、弘前大学、岩手大学、東北大学、宮城教育大学、秋田大学、山形大学、福島大学、茨城大学、筑波大学、筑波技術大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、千葉大学、総合研究大学院大学、横浜国立大学、山梨大学、信州大学、上越教育大学、長岡技術科学大学、新潟大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、東京医科歯科大学、東京海洋大学、東京学芸大学、東京工業大学、東京農工大学、一橋大学、富山大学、金沢大学、福井大学、岐阜大学、静岡大学、浜松医科大学、共栄大学、愛知教育大学、豊橋技術科学大学、名古屋工業大学、三重大学、滋賀大学、滋賀医科大学、京都大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学、大阪大学、大阪教育大学、神戸大学、兵庫教育大学、奈良教育大学、奈良女子大学、奈良先端科学技術大学院大学、鳥取大学、島根大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、鳴門教育大学、香川大学、、愛媛大学、高知大学、九州大学、九州工業大学、福岡教育大学、佐賀大学、長崎大学、熊本大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学

国公立大学の授業料は年間約54万円、4年生大学であれば、総額216万円。この費用が免除されるわけです。

ちなみに、授業料免除は、「経済的理由、災害理由、学資担当者死亡」の3つが主で、経済的理由の場合に、「学業優秀」の条件が伴います。

福岡教育大学の場合
1.経済的理由によって授業料の納入が困難であり、かつ、学業優秀と認められる場合。
2.授業料の各期ごとの納期前6ヶ月以内(新入学者に対する入学した日の属する期分の免除に係る場合は、入学前1年以内)において、学資負担者が死亡し、又は風水害等の災害を受けたことにより、授業料の納入が困難であると認められる場合。

大阪府立大学の場合
1、学業優秀と認める者で、次のいずれかに該当する者。
2、生活保護法第6条第2項に規定する要保護者の子弟
3、上記の要保護者に準ずる程度に困窮していると認められる者の子弟
4、長期の疾病、生業の不振または失業のため生計が著しく不良となり、学資の支弁が困難な者の子弟
5、天災その他の災害により学資の支弁が困難な者の子弟
6、独立して生計を営んでいる学生で、1から4までの「の子弟」を削ったものに該当する者

さて、蓋を開けてみると、経済条件は「そんな経済状況が悪くなくても年収」だったり、成績条件も「そんなにハイレベルじゃない学内順位」だったりします。

成績優秀者全員が授業料免除を申請するわけでもありません。なので、多くの親御さんが思っているよりも申請は通りやすいです。

何より半期毎に申請し、結果、4年間丸ごと免除される生徒が普通にいるのがポイントです。

私立大学の授業料免除について

私立大学は、授業料免除制度の他に、学内独自の給付型奨学金を設けていたり、特待生制度があったり、多彩です。

ただし、丸々4年間タダで行けるというケースは珍しいです。私立大学の学費、平均で年間約100万円以上掛かります。

授業料免除を申請する際のポイント

家計に大きな手助けになる授業料免除制度ですが、ポイントは何と言っても、

・書類集め・書類作成の煩雑さを乗り切ること

この1点に尽きます。授業料免除制度があることは分かっても、書類集め・書類作成で心が折れる親御さんも非常に多いです。しかも、自分の経済状況が不安定にも関わらず…経済学的余裕がない親御さんほど、身の回りの事、普段の仕事に追われがちで、書類集め・書類作成に難易度の高さを感じるようです。

書類作成がキツイと思うなら、高めのお金を出してでも手伝ってもらう。これがポイントです。

国公立大学の授業料免除は、半期で約27万円。2万円払って、知り合いに協力してもらっても、約25万円稼いだことになります。実働で丸5日掛かったとして、日当5万円貰う仕事をしたことになります。

1度申請に通ったら、次からは書類集め・書類作成はコツを掴み、ストレスもだいぶ減って、円滑に進めることができます。きちんと書類を仕上げて、成績も基準に満たすように努力すれば、高確率で申請が通ります。

半年に1回の約27万円の支払いがスルーできるわけです。総額にして、約216万円が浮くわけです。

授業料免除と奨学金でのおススメ運用例

経験談も踏まえて、授業免除と奨学金を使ったおススメな運用例をご紹介します。

まず、国立大学で授業料免除を4年間達成。奨学金は、月51,000円の第一種(無利子)。

・ポイントは、学生の口座ではなく、親の口座に行くようにし、親が奨学金から生活費として4万円を振込み、残りの1万1000円はミールカードに利用

これで、親は奨学金だけで子供の生活費を回せます。家賃に関しては、親が頑張るか、子供にバイトで頼むのかは、お互いに決めれば良いでしょう。第一種は上限が64,00円、第二種(有利子)であれば、12万円まで上限があるので、第二種の月額8万円もしくは12万円であれば、家賃を含めて、奨学金だけで大学に掛かる費用を賄える可能性も高まります。

ミールカードという言葉が出てきますが、大学の学食等で利用でき、1日の利用上限額が定額で決まっているカードです。例えば、月額使用料が1万2千円に対して、1日の利用限度額が1,000円といった感じです。

<熊本大学生協>
スタンダード  年間180,000円 で 1日上限1,130円

<広島大学生協>
3食しっかりコース 年間233,000円 で 1日上限1,300円(土曜日上限800円)

実質払ったのは1万2千円なのに、学食が月25日営業していたら、2万5千円使えるわけです。倍以上の価値を生み出していますよね。もちろん、学食内での食生活に縛られるデメリットもありますし、友達と外食する時もありますが、学生やご家庭によってはとても有難いカードになります(ミールカードのサービスがない大学もあります)。

このように、授業料免除制度と奨学金を組み合わせれば、その2つだけで、子供の大学に掛かる費用のほとんどを運用することが可能になります。

授業料免除によって社会人の成功が加速させよう

以上、「大学は授業料免除で進学できる」というポイントをお伝えしてきました。

特に国公立大学の場合は、4年間の学費がごっそり浮かせることができるわけです。大学1年生の場合、自宅外&地元外で一人暮らしをするとなると、お金が一気に掛かりますし、入学金、1年生前期の授業料、教科書代なども押し寄せてきます。

授業料免除は家計に先手を打つ攻めの一歩です。先延ばしにする奨学金とはここが明らかに違います。

学生してみれば、授業料免除申請が通ることは、授業料分を稼ぐようなものです。親としては、その努力を称え、浮いた分を長期的なキャリアを見越した上の投資に回してあげるのも良いでしょう。

ぜひ、授業料免除の活用についてはどん欲な姿勢で取り組んでみて下さい。

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