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まずは親はここを押さえろ!親が絶対持つべき10の心得<心得10>

ずる賢い方法は幾らでもある

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子供の成長を促すためのずる賢さの本質を理解することができます。

ずる賢さとは、本質にきちんと向き合い、最小の力で最大の効果を得ること

子供のために精一杯頑張っている親御さんであっても、なるべく楽をしながら、子供が上手くいったら嬉しいですよね。

教育に時間もお金も掛けずに、それでいて子供がすくすく成長し、社会人として羽ばたいていく。学校教育を現実的に捉えて、ずる賢く立ち振る舞う能力は、子供にとっても良い影響を与えます。

ずる賢くなるとは、本質にきちんと向き合い、最小の力で最大の効果を得ることです。多くの親御さんが知らずに実践できてないので、ずる賢い方法になりますが、いたって、正攻法なのです。

親が身に付けるべき5つのずる賢さ

子供が自発的に考えて行動できるような教育はもちろんですが、それでも子供が情報を取りこぼしていたり、理解できていなかったりする部分を親がサポートすることは大切です。

また、勉強は子供がするものですが、勉強が伴うあらゆる行動の顧客は親になります。そのことを考慮すると、親が身に付けるべきずる賢さとは…

1、受験にずる賢くなる
2、志望校にずる賢くなる
3、お金にずる賢くなる
4、タイミングにずる賢くなる
5、時間にずる賢くなる

の5つになります。ずる賢くなるとは、本質にきちんと向き合い、最小の力で最大の効果を得ることです。ということは、「受験・志望校・お金・タイミング・時間」の本質に向き合い、最小の力で子供が最大の効果を発揮すること、これが勉強を乗り切るずる賢い方法になります。

それでは、親が身に付けるべき5つのずる賢さを1つずつ説明していきたいと思います。

ずる賢さ1、受験にずる賢くなる

受験にずる賢くなるということは、受験の制度をきちんと理解し、最適な対策を取るということです。受験システムと子供の学力の相性によっても結果が大きく変わってきます。特に大学受験は志望大学によって、受験の中身が大きく異なります。

また同じ大学でも学部によっては、センター試験の点数比重が大きい学部、二次試験の点数の比重が大きい学部に分かれます。同じ学部でも前期と後期で点数配分がまったく違うものもあります。

受験の方法は一般入試だけでなく推薦入試もあります。受験のシステムを熟知することで、子供が受験で力を発揮し、達成感とキャリアを得る手助けになります。

ずる賢さ2、志望校にずる賢くなる

親・教師・子供が三位一体となって「入学」を目指しますが、大事なのは「入学の権利を得る」ことではなく、「在学で成長を得る」ことです。この視点が教師と子供はごっそり抜けているケースがほとんどです。

教師からしてみれば、卒業したら子供とはサヨウナラですし、子供は「受験を合格する」するための情報を頭に叩き込むことに必死で、在学で得られる成長についての情報へアクセスする暇はありません。

そこで親が志望校の情報に強くなることが重要になります。子供がミスマッチを防ぐようにオープンキャンパスに参加させることも1つの手法になります。

低難易度で高成長を得られる志望校を探す技術も子供の大きな手助けになります。難易度は高くないけど、子供にも興味がありそうな学校で、授業方針やカリキュアラムが素敵で、しかも、その学校を出た卒業生などの活躍が目まぐるしいということであれば、受験勉強はほどほどに、子供が未来への別のチャレンジを並行して行うこともできます。

ずる賢さ3、お金にずる賢くなる

お金を掛けずに子供が楽しく学習能力を挙げるツールは世の中にたくさん存在します。ハイブランドな教育方法を選択したからといって子供が成長するわけでもありません。親が子供に自発的に学びを得られるように育てることができれば、無料もしくは安価なサービスをフル活用することで、費用対効果抜群に学習能力が向上します。

教育に関しては、時代によって異なりますが、便利な補助金やローンもあります。奨学金にしても、返さなくていい給付型のものから、無利子型のものまであります。

入学金免除や授業料免除などを導入している学校もあります。お金に関しては膨大で詳細な書類提出が億劫になり断念する親も多く存在します。子供が勉強で頑張るのであれば、同様に親もお金について勉強を頑張りましょう。

ずる賢さ4、タイミングにずる賢くなる

小さい頃がフルに勉強へ熱心に取り組む必要はありません。小学生の頃は、テキストを使った座学ではなく、自由な思考を遊びのように養えるパズルのような学習を促す方が長期的に見えても良いと言えます。

小学校や中学校のテキスト量は高校に比べれば、ごく僅かです。しかしながら、高校で一気にボリュームが増えた際に、英語や数学は中学の土台が必要になります。また、国語の読解は一番先にひた向きに身に付けさせておきたい分野です。

どの勉強をどのタイミングでどの程度で学ぶのが良いのか、本サイトのコンテンツなども参考にしながら、学習タイミングにおけるずる賢さも身に付けていって下さい。

ずる賢さ5、時間にずる賢くなる

子供の頃に過ごす時間は本当に貴重な財産です。まず、時間を掛けなければ何事もダメという発想を捨てるところから始めましょう。

スポーツや習い事に没頭していても、学校の成績が良い生徒は実際に存在します。それは親が勉強は時間を掛けなくてもできるという考えをもっているため、子供も勉強を効率よく取り組もうとするのです。

また、あらゆる物事にはテクニックが存在します。学校の言われたことに素直に従ったり、テキストの書いてある通りに一から覚えたりすることは、時間をルーズにしてしまうことでもあります。

何事もバランスが大事です。時間を使わないことも視野の1つとして行動するようにしましょう。

子供が馬鹿を見ないためには、親のずる賢さが必要

筆者は高校が給付型奨学金、大学が無利子型奨学金、授業料免除で、大学受験は後期のセンター試験と面接のみで合格しました。塾は小学生~中学生の頃に通いましたが、そこで身に付けたものは、

与えられた範囲の中からお題を出されてクリアする技術

です。この技術があったため、高校では塾に通わずに、大学受験対策は3年の10月からの4カ月ほどで済みました。高校で勉強をやるタイミングが完全にミスでしたが、時間もお金も比較的掛けずに、学校教育をこなしました。

一方、進学校で先生に課された膨大な宿題に取り組みながら、複数の塾に通い勉強に熱心になっている生徒の成績が上がらないのを目の当たりにしてきました。

さらに言えば、ハイキャリアの大学を卒業したにも関わらず、ビジネスからプライベートシーンで自分を上手く見いだせない社会人も数多く見てきました。

子供が勉強するのは、子供が勉強したいから。まずはこれが大事です。勉強をする意味を自分で見出した子供はとても強いです。

そして、そんな強い意志を持った子供が馬鹿を見ないために、親のずる賢さが最良のバックアップとなるのです。

先生に頼ることと、頼り切ることは違います。子供の自主性に丸投げすることと、子供の自主性を助長することは違います。

勉強についてずる賢くなる。それは手に入れた情報を他人よりも圧倒的に上手に使うことです。だから、他人からはずるく見えるのです。でも、ずる賢さは正攻法なのです。

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