教育配慮カレンダー7月

7月は調子が高まる季節

梅雨が明け、太陽が空から開き、海開き。七夕に願いを込め、花火が夜空に打ちあがり、夜道は祭りで大盛り上がり。
7月は本格的な夏の入り口です。夏は気分が開放的になるため、エネルギーの向け方次第では大きく成長できるシーズンです。
子供の調子を高めるために、開放的な気分を高められる行事を家族でも用意し、節度のある範囲内で思いっ切り楽しんでいきましょう。
7月は子供の上半期を労おう

年度では4分の1が終わり、年では2分の1が終わります。7月は年度や年を視点に振り返えるのに最適な時期です。
親としては、子供を労って、良かった点をどんどん言葉に伝えていきましょう。親自身が子供の悪い点を指摘するのではなく、「でも、これはダメだったなーとか、もっとこうしたいなーって思ったことはある?」と子供に発言させるように心掛けましょう。
子供が自ら放った反省点や改善したいポイントについて、「それなら、●●をしみてるのもいいかも!」だとか「●●して、○○になったら、ますます楽しみだね!」といった形で子供に伝えると良いです。
本屋に行って、子供の反省点や改善したいポイントにぴったりの書籍を購入し、子供にプレゼントするのも良いでしょう。子供の話をきちんと聞いたうえで、ツールをアシストするのは、教育の応援者としてはとても良い影響を与えます。
7月は夏休みの野望を煽ろう

夏休みは子供にとって最大の連休です。好きなことに打ち込める最高の時間です。もちろん、好きなこと、打ち込みたいことがないと、子供はダラダラと過ごし、夏休みが逆に堕落を助長することになります。
親は子供に「外に出て何か頑張ってきなさい!」と曖昧に注意するよりも、子供のやりたいこと、興味のあることに注目し、「●●好きだったよね!こんなイベントがあるけど、面白そうじゃない!?行きたかったら入場料上げるから行っておいで!」といったように、好奇心を煽る会話をサクッと入れる方が効果的です。
夏休みに子供が何をしたいのか、しっかり話をしてみましょう。そのうえで、そのやりたいことの可能性をどんどん親が上乗せしていって、子供をワクワクさせてみて下さい。すると、子供は自分で野望を作り出し、その野望に対して努力を注いでいきます。充実した夏になるでしょう。
7月は夏休みの宿題に報酬を与えよう

宿題をする習慣が付いてない子供は、計画的に夏休みの宿題ができないかもしれません。そこで、オススメなのが、子供が宿題を計画的に取り組んだら、親は子供の勉強以外にチャレンジしたい事に対してご褒美を与えるインセンティブ制です。
スポーツに打ち込みたいのであれば、宿題を計画通りにしたら、スポーツの道具を買ってあげるような約束をするのです。親がインセンティブを与えることで子供が自主的に活動するやり取りは夏休みが一番やりやすいです。
自発的に報酬を勝ち取ることは、後々に社会で成功する体質を磨くことにも繋がります。
7月は夏の健康対策をしよう

子供だけでなく、親も7月の健康に注意しなければなりません。夏風邪、夏バテ、熱中症、紫外線など、きちんと対策をしましょう。衣食住が基本です。きちんと服を着て、きちんと食べて、きちんと水分を取って、きちんと休んで寝ることです。
移動が多く、過ごす場所が様々な場合は、エアコン疲れをします。逆に、寒いぐらいの環境もあるため、羽織れる上着を用意しておくと良いです。夏の防寒対策は意外と大切です。
親子で一緒に熱く過ごすことで、7月は1年の中でも思い出が色濃く残る季節となるでしょう。